会長ご挨拶

立川食品衛生協会　継続的テーマ　：　安心安全は私たちの誇り

基本方針

昨年度に引き続き、食品業界を取りまく環境は厳しさを増し、急増した消費需要に対する人手不足や円安による物価高、急増するインバウンドの方々に対する対応などの課題も数多く、会員の多くは継続して影響を受け続けているのが現状です。

その様な状況ではありますが、東京都立川食品衛生協会は、継続的なテーマ“安心安全は私たちの誇り”を掲げ、自主衛生管理を基本として地域社会における食品の安全性を確保し、消費者の信頼を深める為、次年度も引き続き衛生管理の向上と意識啓発に取り組んで参ります。プラスして昨年度同様、社会的貢献活動として持続的な開発目標である１７の目標と１６９のターゲットのSDGsを具体的に取り組んでいきたいと思います。上記の課題を具体的に解決するために、以下の重点事業を会員の皆様と共に取り組んで参ります。

重点事業

１）食品安全管理の強化と衛生意識の向上

・HACCP（危害要因分析・重要管理点）の更なる普及促進と実践指導

・食品事故防止のための情報共有体制の構築

・事業者向け食品衛生講習会・研修会の実施

・多摩立川保健所と連携した衛生指導の強化

２）協会活動の充実と地域連携の強化

・会員向け情報提供の強化（ホームページなどを通じて）

・立川食品衛生協会所属支部及び組合などへの地域情報伝達の構築

３）社会的貢献活動“SDGｓ”への具体的な貢献

・１７の目標の中で１項目以上の取り組みを

例えば”３：全ての人に健康と福祉“でペットボトルのキャップを集め“ポリオ撲滅”運動の一助にするなど（会議ごとに収集）

例えば“１３：気候変動に具体的な取り組み”でごみ減量や電気・ガスをこまめに消すなど。

（４）会員増強と協会予算・決算の安定化への取り組み

・積極的な会員増強

・協会事業の精査

・バナー広告、賛助会員の増強

・各会費値上げの検討

上記４項目の重点事業を中心に取り組み、官公庁のご指導ご鞭撻の基、今年度を一層充実させた年度に会員の皆様と共に実践出来ればと思います。

今後とも、引き続きのご支援ご協力を賜ります様お願い申し上げます。

令和７年５月

東京都立川食品衛生協会

会　長　岡部　直士