会長ご挨拶

私達はコロナ禍で大きく変化した生活や価値観など新しい日常に対応しながら、事業の継続を基本として、食品衛生に深くかかわって参りました。2020年から続いている新型コロナウイルス感染症の拡大は、3年以上の年月を重ね、本年5月8日より2類からインフルエンザと同類の5類に移行され、人々の気持ちも前向きになって参りました。しかしながら、感染拡大前に戻ることが想定できないのが現実であります。会員の多くは継続して影響を受け続けております。しかしながら、食品衛生に携わっている私達は留まることはできません。厳しい状況下ではありますが、継続的テーマ“安心安全は私たちの誇り”を実践いただければ幸いです。
さて、HACCP方式による衛生管理の導入が具体的に実施され、多くの会員の方々に広めていく事の継続をお願いいたします。そこには、毎年書かせていただいておりますが、“自主衛生管理の大切さ”“食品そして食品衛生に対する知識と実践”“作業環境への配慮・対応”などを例年通り取り組んでいければと思います。
多くの問題を具体的に解決する為に以下の重点事業を会員の皆様と共に取り組んで参りたいと思います。

(重点事業)
① 3年間経験した新型コロナウイルス感染拡大防止対策の集大成
② 五つ星事業の普及検討
③ プラスワン事業の検討
④ “魅力ある協会”の構築
⑤ 各支部及び組合の支援及び会員増強

上記5項目の重点事業を中心に取り組み、官公庁のご指導ご鞭撻の基、今年度を一層充実させた年度に会員の皆様と共に実践出来ればと思います。
今後とも、引き続きのご支援ご協力を賜ります様お願い申し上げます。

令和5年5月